使用者の声と実例(パームライン)

[関西、右半身の力なく全盲で重複の主婦] 右手の白杖で分かる。左手の装具で支える杖を、避けて歩けるのも良い。
[大阪、全盲男性] 自宅でも、廊下の端にある柱が不安で、踏み逃しを避けて、手前に2枚を並べて貼った。
[東京など(複数)、当事者] 足で分かる。白杖でもよく分かる。危険は感じない。
[東京など(複数)、車イスの正眼者] 乗り越える衝撃が少なくてよい。
[東京など(複数)、支持杖の正眼者] 幅をとらないので、避けながら歩けるのがよい。
[横浜、男女ガイドヘルパー] トイレには付けてほしい。

[東京、小ホール(クライネホール)がある当事者] 敷地の端から入り口ドアまでと、ホールやトイレまでと、ホール内の席への移動に安心感。

 道路の端の手すりに沿って、階段を3段降り、手すりが切れたら、さらに1段の階段が右にあり、階段の端に突起状の誘導板があります。

 手すりの端を頼りにして、右に1段の階段を下りると、誘導板。

誘導板に沿って端まで1メートルほど左に進むと、右の手前に開くドア

 ドアから入ると、一歩先に誘導板が1枚ある先は分岐になり、前方はトイレです。ホールは右で、壁伝いに誘導板が1枚あって、さらに1段の階段になる端に誘導板と、右への引き戸があり、開けて、1段降りると、ホールの全面に出て、一歩先から誘導板が右へ続きます。

 ホールは半円形で、コの字に貼った誘導板を反時計周りに伝っていくと、前に戻ります。
スペースが少ない場所は、壁に誘導板。

階段の始まりと、終わりの1段目の目印:目白大 階段状の講義室で、段差ごとと、最下層床に。目白大 [東京、目白大、弱視学生] 残る周辺視野も、はっきりせず、通路は歩けても、不安な階段に付けてもらった。
(左の最初の画像)階段の始まりと、終わりの1段目の目印
(左の次の画像)階段状の講義室で、段差ごとと、最下層床に


[東京、全盲男性] 自宅に合わせて、部屋を斜めに横断するなど、最適化できた。
(詳細;糖尿病で視覚とともに方向感覚などが落ちた。レンタルした手すりは、部屋の中央や、出入り口を横切っていたため、通過時には取り外す作業が必要だったが、その問題を解決できた。 スリ足で動く当事者に合わせて、目的地の流し台の真下まで誘導板を敷いた。足の感覚は弱かったが、誘導板は判別できた。公営住宅の退去時を考えて、簡単に撤去できるように、養生テープの上に貼った。)

男子トイレ内:日本ライトハウス エレベータ前ボタンの目印:日本ライトハウス 日本ライトハウスの例
(左の最初の画像)男子トイレ内
(左の次の画像)エレベータ前ボタンの目印


●実証アンケート(pdf) 横浜13名;否定的な評価は無く、肯定的な評価や感想が主で、普及を望む評価も高い。
●実証アンケート(pdf) 東京18名;否定的な評価は無く、肯定的な意見が主で、望まれており、「聞けば分かる」意見が多い。


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