製品紹介 杖先 パームチップ  あらまし 視覚障害者の白杖の杖先として、粗い路面でも自在に滑り、路面から離すことなく確実に、楽に使えて、穴に落ちにくく、スライド法で、左右に振りながら、前へ滑らせて、足元を確認し、性状も分かり、路面をたどりながら歩けます。たたく使い方もできます。 ご購入は、お馴染みの販売店にご相談ください。税込3,600円です。従来の白杖の石突に付け替えられますし、標準で装着された白杖もあります。日常生活用具になる自治体(例:岡山県真庭市)があります。  仕組みと動作 頭と首をクッションでつないだ構造です。地面に斜めに当てられて、前へ押されると、クッションを中心にしてねじれ、限界になると、ねじれたクッションの弾力で、飛び跳ねて、頭が揺れながら、元に戻るので、あたかも回るように、断続的な転がりをしながら前へ進みます。左右や後ろには、通常の滑りをします。 当たるのは頭の角なので、角の一周が均等に摩耗するように、使っていきます(後述の注意を参照)。  仕様 PT412-US ●シャフト(軸)太さ12.7ミリ(1/2インチ)の白杖用。●太さ40ミリ、長さ55ミリ、重さ20グラム。●頭は、磨耗と摩擦が小さい超高分子量ポリエチレン。首は、弾力あるナイロン。クッションは、丈夫な発泡クロロプレンゴム。  取付方法 ●取り付けは、首の穴にシャフトの先を軽く刺してから、頭から地面にたたき落として、入れてください。 ●軽い白杖なら、首の穴にシャフトの先を軽く刺してから、両手で、シャフトを短く握り、頭から地面に押しつけて、入り方を確認しながら、少しづつ、体重をかけて、押し入れてください。 ●ゆるいなら、反射テープ(厚さ0.15ミリ)やアルミテープなどの、硬めのテープをシャフトに数回ほど巻いてから、入れ直してください。柔らかいビニルテープや、後で取れなくなる両面テープは不向きです。 ●元の石突の太さが12.7ミリなら、石突の先にパームチップをつけられます。 ●(注意)片減りを避けるため、持つ向きが固定されるグリップの直杖には不向きです。切り欠き程度のグリップなら、直杖でも、 持つ向きをたまに回して使えます。折りたたみ式の白杖なら、シャフトが自由に回るので、気をつけて使えば問題ありません。  取り外し方法 ●首の付け根に、膨らみがあるので、そこをプライヤー(管などを噛んで回す工具)で握り、シャフトは、ゴム手袋をして握って、両手に構え、ネジりながら、引き抜いてください。 ●従来品についている古い石突を外すには:念のため、左回り(時計と反対向き)に、ネジりながら、シャフトから引き抜いてください。 開発と製造:有限会社テイクス(T9020002010292) 244-0842 横浜市栄区飯島町1579-1 電話 045-890-6898 FAX 045-890-6899 palmsonar.com PT2023a.